<岩場に猟犬>5頭抜け出せず
熊本県宇城市小川町の日岳(ひだけ)(243メートル)付近で、15日から猟犬5頭が岩場のすき間から抜け出せなくなり、地元猟友会が救出作業を続けている。作業は難航し、20日に助け出すことはできなかった。
5頭は、米国原産の猟犬プロットハウンドのオス3頭とメス2頭で、県猟友会小川支部の村井巌さんが飼っている。15日昼ごろ、猟の最中に行方が分からなくなり、その後山頂近くの岩場のすき間で抜け出せなくなっているのが見つかった。
すき間の入り口は人間が入れるが、5メートルほど奥は人の頭がやっと入るほどの狭さで、犬はさらに1メートルほど先の広い穴の中にいる。足場が悪く、自力で抜け出せないとみられる。
16日は地元消防が駆けつけたが、「岩場が崩落する恐れもあり、救出は困難」と判断した。猟友会は棒の先に餌や氷を付けて5頭に与えつつ、救出作業を続けている。20日は造園業を営む猟友会の会員らが重機で岩を破壊し、穴を広げる作業をした。
「1週間近くがたって衰弱していると思うが、鳴き声も聞こえるので大丈夫そうだ」と村井さん。猟友会は21日も朝から救出作業にあたる。【和田大典】
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