6000頭のラクダが町で大暴れ―。干ばつ状態が続くオーストラリア北部特別地域(準州)の奥地の町、ドッカーリバーで約1か月間にわたり、野生のラクダ約60豪北部00頭が飲み水を求め中心部に侵入、水道管や貯水槽を壊したり、空港滑走路に入り込んだりするなど被害が拡大している。住民はラクダの出没で家を出られない状態が続いており、準州当局は28日までに、ヘリコプターでラクダを町の外に追いやり、射殺する計画を明らかにした。
オーストラリア北部の小さな町を脅かしているのは、野生のヒトコブラクダだ。北部特別地域のロブ・ナイト準州首相は「6000頭がうろついており、町はラクダに『包囲』されている」と異常事態を語った。
彼らの要求は「水」だ。人間とは比にならないほど乾きに強いはずのラクダたちも、現地で続く長期的な干ばつには耐えられなかったようだ。水を求めて空港滑走路にも出没、医療搬送などに支障が出ているという。
現場はアリススプリングスの南西約500キロ、人口は約350人。砂漠地帯の内陸部に差し掛かった小さな町が、思わぬことで注目を浴びることになった。
もともとオーストラリアにラクダはいなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091129-00000028-sph-soci
