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抱きつきカンガルー「ハッチ」逝く

サンドバッグに抱きついたり、けったりする姿で人気者だった長野県須坂市動物園のアカカンガルー「ハッチ」が11月末に老衰のため死亡した。人間では70?75歳に相当する9歳だった。ハッチの死後、同園のカンガルー舎の前には献花台が設置され、県内外から連日多くの人が花を供えにやってきている。ハッチは同園の名誉園長に就任し、13日にはお別れ会が予定されている。

「苦しそうでなく穏やかな表情だった」。11月25日午後9時50分、飼育員の小林正和さん(33)は獣医師や他の職員とともにハッチの死を見届けた。小林さんは「よくがんばったな。元気で育ってくれてありがとう」と亡き“相棒”に感謝の言葉をかけた。

ハッチが東山動物園(名古屋市)から平成13年に須坂市動物園にやってきて以来、世話をしてきた小林さん。「おれってすごいだろう」と若かったころのハッチは力を見せつけようと暴れん坊だったという。小林さんも世話をする中で、背中の傷が絶えず、頭から流血することもあった。

そんな中、サンドバッグに抱きついたり、けったりする姿がテレビ番組で紹介されると一躍“全国区”に。年間6、7万人だった同園の入園者数は18年度以降は常に20万人を越えるまでになった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091206-00000507-san-l20


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