元気を取り戻したゴン太
台風9号による豪雨の被害を受けた兵庫県佐用町で、川の中州に取り残され、衰弱した状態で見つかった犬が、佐用署の駐在所に引き取られ、元気を取り戻した。
署員やその家族らは、愛嬌(あいきょう)を振りまく姿に目を細めながら、「早く水害前の暮らしに戻してやりたい」と、手作りのチラシで飼い主を捜している。
「中州に犬がいる」。同町米田の千種川で、住民が犬を見つけたのは、豪雨から12日後の8月21日。水害前にはなかった中州に、白地に薄茶色のまだら模様の雄犬がおり、佐用署員が救出した時は、やせ細り、足もふらついていた。
首輪を付けていることから飼い主とはぐれた犬とみられ、いったんは署内で保護。だが、落ち着かない様子を見た平福駐在所の小寺秀幸巡査長(35)が「かわいそう」と思い、妻に相談し、駐在所に連れ帰った。
その後、次第に回復。耳が内側に折れ曲がった独特の風貌(ふうぼう)と、なでても嫌がらない人なつっこさで、すぐに近所の人気者に。ドッグフードやチーズをよく食べ、散歩中には由香里さんを引っ張るくらい、体力を取り戻した。長女は「ゴン太」と呼んで家族同然にかわいがっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090905-00000626-yom-soci
